NECが「Wii Fit」と連携した健康増進支援サービスを開始

2009年01月27日
日本電気株式会社
NECモバイリング株式会社

NECおよびNECモバイリングは、任天堂株式会社（京都府京都市、社長　岩田聡、以下「任天堂」）の家庭用ビデオゲーム機「WiiR」と専用ソフ ト「Wii Fit」を特定保健指導システムで利用する「Wii Fit からだチェックチャンネル」と連携し、NECグループの社員・家族を対象にした健康増進支援サービスを本年4月より開始いたします。

当サービスは、NECが昨年12月に開始した携帯電話を活用した健康増進支援サービスと、任天堂の「Wii Fit からだチェックチャンネル」をインターネットを介して連携したものです。利用者は、「Wii Fit からだチェックチャンネル」を利用して、NECの保健指導者から的確なアドバイスを家庭に居ながらにして受けることができ、また計測した体重推移や運動 データは携帯電話でも常時チェックできます。

NECは当年度（2009年3月期）から、「NECヘルスイノベーション21」と銘打って、国の医療制度改革への対応、およびメタボリックシンド ローム削減を目標に、健康維持・改善活動を実施しております。家族とともに手軽に楽しめる「Wii Fit」と連携した当サービスを有効活用することにより、本活動のさらなる強化を図ります。また、当サービスは、NECグループの健康保険組合だけでな く、外販も積極的に展開してまいります。

当サービスの主な内容は次の通りです。

1. 「Wii Fit からだチェックチャンネル」で家庭でも簡単に保健指導を

利用者は、保健指導者から「Wii Fit」の計測データを取り込んだ健康管理表に基づいた適切な指導を定期的に会社にて受けられるだけでなく、「Wii Fit からだチェックチャンネル」を使って、家庭に居ながら簡単に健康増進のためのアドバイスや取り組みを維持するための激励を受けることができる。

2. 携帯電話サービスとの連携

「Wii Fit からだチェックチャンネル」と「NECヘルスイノベーション21」の携帯電話を活用したサービスを連携させることで、これまで別々に管理されていた家庭内 の健康活動データ（「Wii Fit」内の運動データなど）と携帯電話サービス内の個人管理データ（食事データや喫煙量、飲酒量など）を統合し、特定保健指導における保健指導者からの 指導をより充実したものとすることができる。

3. SaaS基盤サービス活用による高い拡張性と早期サービス

NECが提供するSaaS基盤を利用しているため、初期投資を抑えた形でサービスを開始できる。保健指導対象者が200名程度の健康保険組合もスモールスタートが可能で、加入者の増加に併せてシステムを拡張することが可能。
また、導入までのリードタイムも申込み後、最短3週間と短く、早期の導入が可能となっている。システム運用・管理はNECのサーバーにて行なうので、健康保険組合におけるシステム管理の負荷を軽減できる。

NECとNECモバイリングは、当サービスをNECグループの健康保健組合と外販を合わせて、今後3年間で計150システムを目標に販売してまいります。

今後、NECは、運動や栄養管理への取り組みをより楽しく取り組めるよう、エンターテイメント要素と携帯電話サービスの利便性を組み合わせたサービスの検討をさらに進めてまいります。

なお、本日、当発表に関連して、任天堂株式会社からもプレスリリ－スがでております。
URL: http://www.nintendo.co.jp/corporate/release/index.html

※文中の社名、商品名は、各社の商標または登録商標です。
※Wiiは任天堂の登録商標です。

本件に関する報道関係からの問い合せ先

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