1.品質・環境方針の制定にあたって
企業の存続と発展にはお客さまに焦点を当てた活動が不可欠です。お客さまが何を考え、何を欲しているかを迅速にキャッチし、その要求に合った商品・サービス・ソリューションを提供しつづけることがお客さま満足を実現し、企業の永続的発展へとつながるものと認識しています。また事業活動の一方で、地球環境問題が大きな課題となっている昨今、環境への配慮は当社にとって、企業市民としての責務を全うすることと認識しています。
このような認識のもと具体的活動に結び付けるため、「品質・環境方針」を定め、経営者から従業員一人ひとりまでが、それぞれの業務遂行の中で個々の役割を自覚し、実践してまいります。
2.品質・環境方針
お客さまの要求に合った高品質で安全な商品、サービスおよび各種ソリューションを提供し続けること、ならびに国際社会情勢に沿った地球環境問題への対応は、当社の重要な責務であると認識し、ビジネスパートナーの協力を得ながらその責務を全うしてまいります。
- 消費者保護、製品安全、公正取引、環境保護などの関連法令等を遵守するとともに、行政や社会の動向等の環境変化に応じて適切な対応を行います。
- お客さまの声を貴重な財産と捉えて改善活動に結びつけるとともに、利用可能な技術を最大限活用して安全で信頼性の高い商品、サービスおよび各種ソリューションを提供します。
- 品質・環境方針に基づいた品質目標や環境目標を設定し、PDCAサイクルを確実に回して継続的な改善に努めます。さらに、業務の適切な段階でレビューを実施し、品質活動や環境活動のしくみが有効に機能するよう維持・改善を図ります。
- 業務の各段階で環境への影響を考慮し、廃棄物削減、リサイクル、省資源、省エネルギー、汚染防止等の環境保護活動に取り組みます。また当社の商品、サービスおよび各種ソリューションを利用いただくことにより、お客さまや地域・社会における環境負荷の低減に貢献します。
- 健全な事業活動および環境保護活動をとおして持続可能な社会づくりに貢献するとともに、地域・社会貢献活動に積極的に取り組み、社会から信頼を得られるよう努めます。
最近の改定 2010年9月27日
MXモバイリング株式会社
代表取締役社長 小林 圭史
3.品質向上への取り組み
推進中の品質向上活動
プロセス改善活動
当社は、品質・安全管理基本規程を定め、品質・安全活動目標の達成状況、監視状況を踏まえ、製品・サービスの改善、プロセスや手順の改善、品質・安全管理の仕組みの改善を継続的に行っています。
内部監査(品質)
お客さまの要求に合った製品・サービスの提供に当たり、品質・安全に関わるプロセスや手順が遵守されていることを、定期的な内部監査により確認し、必要な対応、改善を図っています。
技術法規制の遵守
当社が扱う製品、サービスに関わる法令として、電気用品安全法、電気通信事業法等がありますが、これらの技術法規制への確実な遵法活動を推進するために、法規制の正しい理解とコンプライアンスの徹底を図るために、従業員への教育に注力しています。
4.環境活動への取り組み
4-1.環境関連法令の遵守
当社に直接適用される法令の主なものとして、「改正省エネ法」と「廃棄物処理法」があります。2008年5月、省エネ法の改正により、当社が『特定事業者』に指定され、エネルギーの使用状況と削減活動(削減率:1%)を、毎年、経済産業省(国)に報告しています。
法令に対応する具体的な取り組みは、不要エリア・時間帯(昼休み)の一部消灯。エアコンの設定温度(夏季:28℃/冬季:19℃)の励行。PCサーバーの省エネモードの設定。設備の省エネ化は、蛍光灯の間引き、LED照明、省エネ設備(エアコン、PC、サーバー)の切替を行って省エネ推進活動を行っております。
廃棄物の処理に当たっては、分別はもとより、自治体の許認可を受けた廃棄物運搬・処理業者と契約し、当社の責任により廃棄物の処理を行っています。特に産業廃棄物処理の実績を担当行政区に毎年報告しています。その他、労働安全衛生法に基づき、化学物質の購入・保管・使用・廃棄の管理を実施しています。
法改正情報を入手し、当社に適用される法令・条例・条項の改正の有無と影響について調査し対応を図るとともに、適用されるものについては、データベースで閲覧できるようにしています。
4-2.オフィスにおける環境配慮
震災以降の電力需給対策(及び電力のコスト削減)としての節電、廃棄物の分別・リサイクル・リユース、TV会議の利用、社内の各種申請の電子化によるペーパーレス化等、オフィス業務での活動を推進しています。
4-3.環境教育と意識啓発
毎年、全社Web研修、クールビズ、各店舗での打ち水などの各種取り組みを行い、環境意識の啓発に努めています。